脱水症と熱中症②

脱水症・熱中症の予防として、こまめに水分補給することが大切です。

経口補水液とは、普通のお水と比べ、体内に吸収されやすいように適度に塩分などミネラルが含まれている飲み物です。

しかし、昨年はどこに行ってもOS-1などの経口補水液が売り切れてしまっている、などとお困りの方もいらっしゃいました。

そこで、今回は自宅で簡単に作れる経口補水液のご紹介です。

飲みやすくするために、レモンなどを適宜入れるのも良いです。

しかし、入れすぎてしまうと糖分などのバランスが崩れてしまうので、多くてもレモンは半分以下にしましょう。

【かくれ脱水に要注意！】

脱水症は、自覚症状が出るまで気がつかないことが多いです。

脱水が進行すると以下のようなリスクが高まります。

・心血管疾患（心臓病や高血圧）

・消化管への血流不足で消化不良や食欲不振

・粘膜年液量の低下により感染症にかかりやすくなる

【かくれ脱水　セルフチェック】

・皮膚にツヤがなく、カサツキや乾燥がある。ポロポロと皮膚が落ちる。

・口の中が粘つく。唾液が呑み込めない。

・便秘になった、あるいは以前よりひどくなった。

・手の甲をつまみ、離した後に3秒以上跡が残る。

・足の脛が浮腫む。靴下を脱いだ後、10分以上跡が残る。

1つでも当てはまった方は、こまめに水分補給をして脱水症を予防しましょう！